
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
11月02日 15時14分
相場概況(主力株)/2日の日経平均は前日比195.10円安の8640.42円
2日の日経平均は前日比195.10円安の8640.42円、高値は始値の8719.92円、安値は大引け値。東証一部の売買代金は1兆1375億円、値上がり銘柄数は196銘柄、値下がり銘柄数は1371銘柄、変わらずは95銘柄。日経平均は大幅に3日続落。
1日のNYダウは大幅続落し、前日比297.05ドル安の11657.96ドルで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同4.81(16.5%)高の34.77だった。ギリシャのパパンドレウ首相が財政赤字削減策の受け入れの可否を国民投票に諮るとの考えを示した。これが嫌気された。また、ISMの10月の製造業景況指数が50.8と前月から低下したことも悪材料となった。
NY円相場は続落し、前日比20銭円安・ドル高の1ドル=78円30~40銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅反発。前日比1円ちょうど円高・ユーロ安の1ユーロ=107円25~35銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は3日続落。WTI期近の12月物は前日比1.00ドル安の1バレル92.19ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日続落。12月物は前日比13.4ドル安の1トロイオンス1711.8ドルで取引を終えた。
ギリシャのパパンドレウ首相による国民投票の実施方針発表はネガティブ・サプライズとなった。1日の欧米株式市場は大幅安。この流れを受け、前場の日経平均は大幅に3日続落した。FOMC、3-4日の20カ国・地域(G20)首脳会議を控えていることに加え、明日の祝日を控え、多くの投資家は模様眺めスタンスを崩せず、買いが入り難い状況が続いた。
後場の日経平均は軟調推移が続いた。日足のローソク足は、「陰の丸坊主」となった。また、日経平均は25日移動平均線(2日現在、8726.57円)をあっさりと割り込んだ。ギリシャ財政問題再燃に加え、円高とタイの洪水による企業業績悪化懸念から、投資家はリスク・オフを継続した。
東証33業種では、繊維製品の1業種が値上がりした。一方、海運、鉄鋼、その他金融、保険、証券、商品先物、輸送用機器、機械、電気・ガス、ガラス・土石、非鉄金属、陸運、食料品などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは日立ビジネスソリュー(4738)、2位はエス・バイ・エル(1919)、3位は常磐興産(9675)。一方、値下がり率トップは曙ブレーキ(7238)、2位はETFS銅上場投資(1693)、3位は三菱瓦斯化学(4182)。