
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
10月25日 08時27分
本日の相場見通し/日経平均は強含みのもみあい
24日の米国株式市場では、NYダウは3日続伸、前週末比104.83ドル高の11913.62ドル、ナスダック総合指数は続伸し、同61.98ポイント高の2699.44ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同2.06(6.58%)安の29.26だった。キャタピラーが発表した7-9月期決算が市場予想を上回り、先行きの業績見通しも強気だったことや、オラクルがクラウドコンピューティング関連企業のライトナウ・テクノロジーズを買収すると発表したことなどが買い材料になった。
NY円相場は続伸し、前週末比20銭円高・ドル安の1ドル=76円05~15銭で取引を終えた。円は対ユーロで5日ぶりに上昇し、前週末比5銭円高・ユーロ安の1ユーロ=105円90銭~106円00銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は大幅続伸。WTI期近の12月物は前日比3.87ドル高の1バレル91.27ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸。12月物は前週末比16.2ドル高の1トロイオンス1652.3ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)は8840円大証清算値比変わらず。
堅調な米国株という好材料と、対ドルで円高という悪材料が綱引きする結果、日経平均は強含みのもみあいとなる見通し。想定レンジは8700円~8900円程度。HSBCが発表した10月の中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)が前月から改善し景況判断の分かれ目となる50を4カ月ぶりに上回ったり、キャタピラーの好決算を受け、コマツ(6301)はもちろん、本日決算発表を予定するファナック(6954)や日立建機(6305)などへの期待が高まり、これが中国関連株への波及することが予想される。また、オラクルのライトナウ・テクノロジーズの買収を受け、クラウド関連にも物色の矛先が向かうだろう。
ただし、26日の欧州連合(EU)首脳会議の内容を見極めたいとのムードは強い状態が継続するため、多くの投資家は様子見姿勢を崩すことはないだろう。このため、ここ最近の、「超閑散」・「膠着」相場は続くことになるとみている。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)