
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
10月13日 08時39分
本日の相場見通し/米株高、円安を受け、日経平均は反発
12日の米国株式市場では、NYダウは反発、前日比102.55ドル高の11518.85ドル、ナスダック総合指数は3日続伸、同21.70ポイント高の2604.73ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.60(4.87%)安の31.26だった。EUのバローゾ欧州委員長が、域内銀行の財務体質強化へ自己資本比率の大幅引き上げを求める方針を示した。また、「ツイスト・オペ」などの緩和策導入に踏み切った9月20~21日のFOMCの議事要旨で、2人の委員が「ツイスト・オペ」より強力な緩和策の導入を主張していたことも明らかになった。これらが買い材料になった。
NY円相場は反落し、前日比60銭円安・ドル高の1ドル=77円20~30銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅続落し、前日比2円05銭円安・ユーロ高の1ユーロ=106円50~60銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は6日ぶりに反落、WTI期近の11月物は前日比0.24ドル安の1バレル85.57ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発、12月物は前日比21.6ドル高の1トロイオンス1682.6ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)は8815円大証清算値比75円高だった。
米株高、円安を受け、本日の日経平均は反発する見通し。想定レンジは8700円~8900円程度。タイの洪水による日系企業への影響は上値抑制要因だが、前述の外部環境の改善が本日は勝るだろう。ただし、輸出企業中心に先行き業績懸念が強い為、上値を積極的に追える状況ではない。このため、商いの盛り上がりは期待できない。閑散相場が続く公算が大きい。あくまでも、過度の下値不安が後退したに過ぎず、多くの投資家がリスクを取ってでも、株を保有しようというムードにはほど遠い状況が続く見通しだ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)