< 来週の相場見通し/欧州発の材料次第、ハイ・ボラティリティー継続

外資系9社、売り1260万株、買い1670万株、差引き410万株の買い越し >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

10月11日 08時25分

本日の相場見通し/日経平均は大幅に3日続伸、ほぼ全面高へ

10日の米国株式市場は大幅反発、NYダウは前週末比330.06ドル高の11433.18ドル、ナスダック総合指数は同86.70ポイント高の2566.05ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同3.18(8.78%)安の33.02だった。独仏首脳が欧州の銀行の資本増強を進める方針で合意したことで、23日に開催のEU首脳会議で銀行増資の議論が進むとの期待感が高まった。また、独仏首脳は、10月末までにユーロ安定に向けた包括的な対策を提案する考えを表明した。これらが買い材料になった。

10日の米外為・債券市場はコロンバスデーの祝日で休場だった。

NY原油先物相場は4日続伸。WTI期近の11月物は前週末比2.43ドル高の1バレル85.41ドルで取引を終えた。NY金先物相場は大幅反発。12月物は前週末比35.0ドル高の1トロイオンス1670.8ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)は8790円大証清算値比200円高だった。

米株高、ユーロ高を受け、本日の日経平均は大幅に3日続伸する見通し。想定レンジは8600円~8900円程度。ほぼ全面高になるだろう。独仏首脳が欧州の銀行の資本増強を進める方針で合意したため、欧州債務・金融システム不安が一時的に大幅に後退したからだ。物色面では、外部要因改善で、ここ最近下落が激しかった、電機、自動車、精密機械など主力の輸出関連が買い戻される公算。

テクニカル的には、日経平均は、25日移動平均線(7日現在、8656.82円)を終値で超えられるかに注目する。同線は8月以降ずっと強力な抵抗として機能している。これを安定的に上回って推移することが可能という見方が増えるようなら、売り方の買い戻しが加速し、今後、週足ベースの一目均衡表転換線(同、8779.05円)や、13週移動平均線(同、9087.61円)などへのトライが視野に入ることだろう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)