
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
10月07日 08時16分
本日の相場見通し/日経平均の想定レンジは8500円~8700円程度
6日の米国株式市場は大幅に3日続伸、NYダウは前日比183.38ドル高の11123.33ドル、ナスダック総合指数は同46.31ポイント高の2506.82ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.54(4.07%)安の36.27だった。ECBが定例理事会でカバードボンドの購入や長めの資金供給の再開など、流動性供給策の拡充を決定したことや、EUが域内金融機関への資本注入に踏み切るとの観測などが、買い材料になった。
NY円相場は上昇し、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=76円65~75銭で取引を終えた。円は対ユーロで反落。前日比65銭円安・ユーロ高の1ユーロ=103円05~15銭で終えた。
NY原油先物相場は続伸。WTI期近の11月物は前日比2.91ドル高の1バレル82.59ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸。12月物は前日比11.6ドル高の1トロイオンス1653.2ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物12月限(円建て)は8590円大証清算値比60円高だった。
欧州債務問題に端を発した金融システム不安がやや和らぎ、これを米国株式市場が好感している。この流れを本日の東京市場も引き継ぐ見通し。日経平均の想定レンジは8500円~8700円程度。だが、今晩は米雇用統計が発表される、3連休前の週末だ。このため、買い一巡後は積極的な売買は手控えられ、模様眺め気分が強まる公算が大きい。それでも、短期筋のポジションはショートに傾いていたと観測され、手仕舞いは売りよりも買いの方が優勢とみられる。
テクニカル的には、25日移動平均線(6日現在、8670.81円)を終値で超えられるかが注目される。同線は8月以降ずっと強力な抵抗として機能している。これを安定的に上回って推移することが可能という見方が増えるようなら、週足ベースの一目均衡表転換線(6日現在、8779.05円)や、13週移動平均線(同、9081.18円)などが視野に入ることだろう。逆に、撥ね返され、5日移動平均線(同、8521.37円)をも割るようなら、再び、5日の8343.01円を目指す見通しだ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)