< 来週の相場見通し/欧州不安燻り、ボラティリティーの高い相場が継続

外資系9社、売り2530万株、買い1310万株、差引き1220万株の売り越し >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

10月03日 08時14分

本日の相場見通し/外部環境悪化を嫌気、売り先行、買い手控え気分強い

9月30日の米国株式市場では、NYダウは大幅反落、前日比240.60ドル安の10913.38ドル、ナスダック総合指数は大幅に3日続落し、同65.36ポイント安の2415.40ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同4.12(10.61%)高の42.96だった。(1)8月の個人所得は前月比0.1%減と市場予想に反して減少したこと、(2)9月のユーロ圏17カ国の消費者物価上昇率(速報)が前年同月比3.0%と前月から0.5ポイント拡大したこと、(3)HSBCが発表した9月の中国PMI確報値は49.9と、改善と悪化の節目となる50を3カ月連続で下回ったこと、などが嫌気された。

NY円相場は続落し、前日比20銭円安・ドル高の1ドル=77円00~10銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅反発し、前日比1円40銭円高・ユーロ安の1ユーロ=103円05~15銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は反落。WTI期近の11月物は前日比2.94ドル安の1バレル79.20ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反発。12月物は前日比5.0ドル高の1トロイオンス1622.3ドルで終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)は8570円大証清算値比130円安だった。

米株が下落し、対ユーロで円高になっているため、本日はそれを嫌気した売りが先行する見通し。日経平均の想定レンジは8400円~8700円程度。先週までは9月月中平均、並びに月末株価を意識したドレッシング買いが入ったと観測されるが、本日より名実共に10月相場入りし、そのような買いも期待し難い。

一方、今週は欧米で重要な会合の開催や、指標の発表が相次ぐ。具体的には、欧州では、3日のユーロ圏財務相会合、6日のECB理事会、米国では、3日の9月ISM製造業景況感指数、4日のバーナンキFRB議長の議会証言、7日の9月雇用統計、国内では、日銀の6-7日の金融政策決定会合など。

このため、それを見極めたいというムードが強い状況が継続しよう。なお、本日発表の日銀短観9月調査は、投資家の関心が欧米経済に集中しているため、特に材料にはなりそうにない。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)