
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
09月26日 08時26分
本日の相場見通し/基本は8500円を中心とした膠着相場
23日の米国株式市場では、NYダウは3日ぶりに上昇し、前日比37.65ドル高の10771.48ドル、ナスダック総合指数は5日ぶりに反発し、同27.56ポイント高の2483.23ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.10(0.24%)安の41.25だった。取引終了にかけて買い戻しが優勢となった。しかし、NYダウは週間で737.61ドル(6.41%)安と、下落率はリーマン・ショック直後の2008年10月以来ほぼ3年ぶりの大きさを記録した。
NY円相場は反落し、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=76円55~65銭で取引を終えた。円は対ユーロで6日ぶりに反落し、前日比75銭円安・ユーロ高の1ユーロ=103円35~45銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は続落。WTI期近の11月物は前日比0.66ドル安の1バレル79.85ドルで取引を終えた。NY金先物相場は下落。12月物は3日続落し、前日比101.9ドル安の1トロイオンス1639.8ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)は8445円大証清算比45円安だった。
22日に閉幕したG20財務相・中央銀行総裁会議はあらゆる措置を通じて欧州発の金融不安を回避する姿勢を示した。多くの国が欧州に対し、7月に約束した欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の拡充の実行を求めた。これを受け、ユーロ圏諸国はG20声明で、10月14、15両日のG20の次回会合までにEFSFの柔軟性を増し、影響力を最大化させることを約束した。
だが、市場はこの約束が果たせるかに懐疑的。現在の不安定な金融市場の元凶は欧州だ。ここが安定しない限り、世界経済、市場の不安定な状況は継続することは覚悟しておく必要がある。当然この状況は本日も変わらない。GPIFや日銀によるETF購入で、本日の日経平均現物指数は下支えされ、8400円~8600円のゾーンでもみあうとみている。基本は8500円を中心とした膠着相場だろう。外部環境が不透明なため、内需系、特に、3次補正でメリットを享受する震災復興関連銘柄に資金が流入する傾向が今後強まるとみている。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)