
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
08月05日 15時22分
相場概況(主力株)/5日の日経平均は前日比359.30円安の9299.88円
5日の日経平均は前日比359.30円安の9299.88円、高値は始値の9469.16円、安値は9時8分の9264.09円。東証一部の売買代金は1兆6110億円、値上がり銘柄数は69銘柄、値下がり銘柄数は1576銘柄、変わらずは23銘柄。日経平均は大幅反落。
4日のNYダウは急反落、前日比512.76ドル安の11383.68ドルで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同8.28(35.41%)高の31.66だった。米国がリセッション(景気後退)入りする恐れがあるとの懸念や、欧州債務危機がイタリアやスペインに波及しつつあるとの懸念が重なり、売りが売りを呼ぶ展開となった。
NY円相場は反落し、前日比1円80銭円安・ドル高の1ドル=78円80~90銭で取引を終えた。日本政府・日銀が円売り介入に踏み切り、円安となった。円は対ユーロで続落し、前日比80銭円安・ユーロ高の1ユーロ=111円10~20銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は5日続落。WTI期近の9月物は前日比5.30ドル安の1バレル86.63ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反落。12月物は前日比7.3ドル安の1トロイオンス1659.0ドルで取引を終えた。
世界経済の減速懸念が強まり、市場心理が急激に冷え込み、マネーのリスク回避が止まらない。前場の日経平均は前日比3.36%の大幅下落。7月の米雇用統計発表を控えた週末でもあり、買い手控え気分が強かった。一方、日銀によるETF購入と、売り方の利益確定の買戻しが、需給面の下支え要因になった。
後場の日経平均も軟調推移。前引けから下げ幅をやや広げ、結局、前日比3.72%の大幅安。政府・日銀が円売り介入を実施したとされ、13時41分に1ドル=79円41銭までドルが値を戻した。しかし、すぐに78円台に押し戻され、日本株にも再び売り圧力が強まった。
東証33業種では空運の1業種が値上がりした。一方、鉱業、ゴム製品、証券、商品先物、非鉄金属、その他金融、不動産、鉄鋼、保険、電気機器、海運、ガラス・土石、機械、などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは山水電気(6793)、2位は藤森工業(7917)、3位はヤオコー(8279)。一方、値下がり率トップは廣済堂(7868)、2位はイー・アクセス(9427)、3位はミツミ電機(6767)。