
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
07月21日 08時32分
本日の相場見通し/日経平均は1万円アラウンドのもみあい
20日の米国株式市場は反落し、NYダウは前日比15.51ドル安の12571.91ドル、ナスダック総合指数は同12.29ポイント安の2814.23ポイントで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同0.12(0.62%)安の19.09。前日の大幅高の反動で、利益確定売りが優勢だった。米連邦政府の債務上限引き上げを巡る米政府・議会の調整に、目立った進展がみられなかったことは重石となった。
NY円相場は反発し、前日比40銭円高・ドル安の1ドル=78円70~80銭で取引を終えた。円は対ユーロで反発し、前日比10銭円高・ユーロ安の1ユーロ=111円90銭~112円00銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は続伸。WTI期近の8月物は前日比0.64ドル高の1バレル98.14ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続落。8月物は前日比4.2ドル安の1トロイオンス1596.9ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)は10055円大証清算値比35円高だった。
本日の日経平均は1万円アラウンドのもみあいだろう。想定レンジは9900円~10100円程度。なお、時間外で決算を発表したインテルが営業利益の減少が嫌気され、軟調だという。これはハイテク株全体の上値抑制要因となる見通し。一方、米航空大手アメリカン航空の親会社AMRが20日、2022年までに米ボーイングとエアバスから460機を導入すると発表した。これを受け、チタン間連や炭素繊維関連には短期資金が流入する可能性がある。
だが、ユーロ圏首脳会議を21日に控え、模様眺め気分が非常に強い状態は維持するだろう。各国の利害が対立し、市場や格付け会社を満足させるような内容で合意できないと、世界の金融市場が再び動揺することになるからだ。ただし、欧州金融安定基金(EFSF)の機能拡充が決まれば、市場は一応冷静さを維持する公算が大きい。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)