
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
06月29日 15時13分
相場概況(主力株)/29日の日経平均は前日比148.28円高の9797.26円
29日の日経平均は前日比148.28円高の9797.26円、高値は大引け値、安値は9時31分の9734.66円。東証一部の売買代金は1兆1365億円、値上がり銘柄数は1357銘柄、値下がり銘柄数は198銘柄、変わらずは105銘柄。日経平均は大幅続伸。
28日のNYダウは大幅続伸し、前日比145.13ドル高の12188.69ドルで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同1.39(6.76%)安の19.17だった。ギリシャ議会がEUなどによる金融支援を受ける前提となる中期財政計画を今週可決するとの期待感が強まったことが買い材料になった。また、月末のドレッシング買いも囁かれていた。
NY円相場は続落し、前日比20銭円安・ドル高の1ドル=81円05~15銭で取引を終えた。5年物国債の入札が低調な結果となり、米国債利回りが大幅上昇したことが、ドル買い要因になった。円は対ユーロで大幅続落し、前日比1円円安・ユーロ高の1ユーロ=116円50~60銭で取引を終えた。ギリシャの財政計画の可決見通しに加え、次回7月のECB理事会での利上げ観測が強まったことが、ユーロ買い材料となった。
NY原油先物相場は反発。WTI期近の8月物は前日比2.28ドル高の1バレル92.89ドルで取引を終えた。NY金先物相場は4日ぶりに反発。8月物は前日比3.8ドル高の1トロイオンス1500.2ドルで取引を終えた。
米株が堅調で、特に対ユーロでの円安が進んでいる。このため、前場の日経平均は外部環境改善を好感した動きが継続した。ただし、相変わらず国内に買い材料が見当たらないため、堅調相場ながら商いは薄く、市場参加者も少なく、ザラ場中のボラが低い状態も継続した。なお、5月の鉱工業生産指数は前月比5.7%上昇し、市場予想の5.5%を上回った。伸び率は1953年3月の7.9%以来、58年2カ月ぶりの大きさ。
後場の日経平均は上げ幅を拡大させ、ピン引け。上海株を除くアジア株が堅調に推移したことが好感された。また、大引けにTOPIX型の120億円の買いプログラムが観測されていたもよう。
東証33業種では全業種が値上がりした。電気・ガス、保険、非鉄金属、証券、商品先物、不動産、電気機器、サービス、海運、鉱業、金属製品、輸送用機器、倉庫・運輸、鉄鋼などの値上がりが目立つ。個別では、東証一部の値上がり率トップは双信電機(6938)、2位はNISグループ(8571)、3位はインターニックス(2657)。一方、値下がり率トップは山水電気(6793)、2位は鈴丹(8193)、3位はホクシン(7897)。