
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
06月23日 08時40分
本日の相場見通し/太陽光発電関連等、買い方は梯子を外されるリスクを警戒すべき
22日の米国株式市場では、NYダウは5日ぶりに反落し、前日比80.34ドル安の12109.67、ナスダック総合指数は3日ぶりの反落で、同18.07ポイント安の2669.19ポイントで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同0.34(1.80%)安の18.52だった。FOMC後の記者会見でバーナンキFRB議長がQE3の必要性に言及しなかったことや、ギリシャ債務問題が世界経済に及ぼすリスクに言及したことが失望された。
NY円相場は反落し、前日比5銭円安・ドル高の1ドル=80円20~30銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日ぶりに反発し、前日比35銭円高・ユーロ安の1ユーロ=115円20~30銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は上昇した。WTI期近の8月物は前日比1.24ドル高の1バレル95.41ドルで取引を終えた。NY金先物相場は7日続伸。8月物は前日比7.0ドル高の1トロイオンス1553.4ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)は9555円大証清算値比55円安だった。
米株が軟調なこともあり、本日の日経平均は4日ぶりに反落する見通し。想定レンジは9400円~9600円程度。FRBはFOMCでQE2の6月末の終了を確認したが、これは市場の事前予想通りで本日の日本株にとっては中立要因だ。しかし、国内に買い材料が見当たらない以上、外部環境に積極的に買い要因がなければ、日本株が自律性を発揮することはないだろう。
なお、衆院は22日午後の本会議で、会期の70日延長を民主、国民新両党などの賛成多数で議決した。一方、自公両党は退陣時期を明確にしない首相への反発を強めている。このため、大震災からの復旧策を盛る2次補正は7月中に成立するだろうが、今年度予算の執行に必要な赤字国債発行法案と再生エネルギー特別措置法案については、成立のメドは立たなくなったとみる。このため、太陽光発電関連などは、買い方は梯子を外されるリスクを警戒しておくべきと考える。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)