
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
06月09日 11時10分
前場概況(主力株)/9日前場の日経平均は前日比27.87円安の9421.59円
9日前場の日経平均は前日比27.87円安の9421.59円、高値は10時4分の9441.87円、安値は9時17分の9383.12円。東証一部の売買代金は4207億円、値上がり銘柄数は512銘柄、値下がり銘柄数は892銘柄、変わらずは219銘柄。日経平均は3日ぶりに反落。
8日のNYダウは6日続落し、前日比21.87ドル安の12048.94ドルで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同0.72(3.98%)高の18.79だった。米景気の減速観測が改めて強まり、売り圧力が強かった。FRBが発表したベージュブックは「米経済は全般的に拡大を続けているが、一部地域でいくぶん減速した」との総括判断を示した。
NY円相場は上昇し、前日比20銭円高・ドル安の1ドル=79円85~95銭で取引を終えた。円は対ユーロで反発し、前日比1円15銭円高・ユーロ安の1ユーロ=116円45~55銭で取引を終えた。ドイツの4月の鉱工業生産指数が4カ月ぶりに前月比で低下。横ばいを見込んでいた市場予想も下回った。これを受け、ECBの早期利上げ期待が後退し、ユーロ売り材料になった。
NY原油先物相場は続伸。WTI7月物は前日比1.65ドル高の1バレル100.74ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続落。8月物は前日比5.3ドル安の1トロイオンス1538.7ドルで取引を終えた。
米株軟調、円高基調を受け、前場の日経平均は軟調推移。しかし、明日のSQ算出を控え、9500円付近で着地させたいという主体も観測され、下値が堅かった。円高が一服し、1ドル80円台を回復したが、日経平均の反応は鈍かった。個別では引き続き東電(9501)の下落が話題に。前引けは160円前日比40円(20.00%)安。安値は10時58分の159円だった。
東証33業種では、ゴム製品、精密機械、小売、繊維製品、食料品、鉱業の6業種が値上がりした。一方、電気・ガス、その他製品、証券、商品先物、その他金融、石油・石炭製品、パルプ・紙、銀行、空運、保険、不動産、卸売などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはモリテックス(7714)、2位はドクターシーラボ(4924)、3位はタムラ製作所(6768)。一方、値下がり率トップは東京電力(9501)、2位は東北電力(9506)、3位は東光電気(6921)。