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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

05月26日 08時18分

本日の相場見通し/買い一巡後は、膠着感が強まる公算

25日の米国株式市場は4日ぶりに反発、NYダウは前日比38.45ドル高の12394.66ドル、ナスダック総合指数は同15.22ポイント高の2761.38ポイントで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同0.75(4.21%)安の17.07だった。4月の米耐久財受注額は、前月の改定値比3.6%減と、2%程度の減少との市場予想よりも悪かったが、商品先物相場の上昇効果が勝った。

NY円相場は横ばい、前日終値と同じ1ドル=81円90銭~82円00銭で取引を終えた。円は対ユーロで反発し、前日比10銭円高・ユーロ安の1ユーロ=115円40~50銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は続伸。WTI期近の7月物は前日比1.73ドル高の1バレル101.32ドルで取引を終えた。NY金先物相場は4日続伸。6月物は前日比3.4ドル高の1トロイオンス1526.7ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)は9480円大証清算値比70円高だった。

米株が反発し、商品先物相場が堅調で、円高も一服した。これが好感され、本日は買戻しが先行しそう。日経平均の想定レンジは9400円~9600円程度。国内要因に買い材料が特に見当たらないため、外部環境改善を好感した買いが一巡後は、膠着感が強まる公算が大きい。

市場では、東証1部全銘柄平均のPBRが25日時点で1.01倍、日経225で1.06倍と、解散価値の1倍接近で、割安感を指摘する声が出ている。だが、日本経済のでデフレは継続し、円相場は高止まりし、さらに、政治が迷走し、2次補正の規模・内容・成立時期が未だ不透明だ。夏の電力不足の影響も懸念される。このような状況では、パブロフの犬のごとく、PBR1倍接近だから単純に割安だから株を買おうということにはならないだろう。

よって、当面の日本株は「割安放置」か、「割安なものがさらに割安になっていく(政策催促の下落)」という展開になる可能性が非常に高いとみている。少なくとも、現在は慌てて株を買うタイミングではないだろう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)