< “バカ高いSQ値”での決着、幻のSQ値になりそうな雰囲気

相場概況(主力株)/10日の日経平均は前日比73.93円安の10211.95円 >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

12月10日 11時15分

前場概況(主力株)/10日前場の日経平均は前日比44.18円安の10241.70円

10日前場の日経平均は前日比44.18円安の10241.70円、高値は始値の10373.70円、安値は9時21分の10194.27円。東証一部の売買代金は1兆8209億円、値上がり銘柄数は699銘柄、値下がり銘柄数は749銘柄、変わらずは216銘柄。日経平均は3日ぶりに反落。

9日の米国株式市場では、NYダウ小反落し、前日比2.42ドル安の11370.06ドル、ナスダック総合指数は7日続伸し、同7.51ポイント高の2616.67ポイントで取引を終えた。来年の業績予想が市場予想の範囲内にとどまったデュポンなどが下落し、ダウを押し下げた。一方、週間の新規失業保険申請件数が前週比1万7000人減の42万1000人と、市場予想の42万3000人よりも、やや少なかった。これが相場のサポート要因となった。また、ブラックロックのフィンクCEOが前日、銀行セクターについて楽観的な見通しを示したことが買い材料視され、銀行セクターが買われた。

NY円相場は4日ぶりに反発し、前日比30銭円高・ドル安の1ドル=83円70~80銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日ぶりに反発し、前日比60銭円高・ユーロ安の1ユーロ=110円80~90銭で取引を終えた。フィッチ・レーティングスがアイルランド格付けを3段階引き下げたことがユーロ売り材料になった。

NY原油先物相場は3日ぶりに反発した。WTI期近の1月物は前日比0.09ドル高の1バレル88.37ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反発。2月物は前日比9.6ドル高の1トロイオンス1392.8ドルで取引を終えた。

SQ値は10420.74円(当社推計)。推定出来高は、225型は5.80億株、6274億円、TOPIX型は3.91億株、2760億円、合計:9.71億株、9034億円。SQ値がここまでスッ飛んだ背景については、真偽の程は不明だが、一部では、寄り付き直前に売りを入れようとしていたブローカーの売りが間に合わなかったのではないか、との観測が囁かれていた。理由はどうであれ、前場段階では、「幻のSQ値」となり、需給が悪化。前場の日経平均は寄り付き天井となり、軟調なもみあいとなった。昨日の東証一部の騰落レシオ(25日平均)が163.47%になるなど、過熱感も警戒され、週末要因も重なり、利益確定売りに押された。また、中国人民銀行が今週末にも追加利上げに踏み切るとの観測も根強く囁かれ、上値抑制要因となっていた。

東証33業種では、保険、ゴム製品、鉄鋼、小売、食料品、その他金融、その他製品、銀行などが値上がりした。一方、海運、輸送用機器、ガラス・土石、精密機械、卸売、非鉄金属、機械、石油・石炭製品、電気機器、パルプ・紙などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはジーンズメイト(7448)、2位はダイセキ環境ソリューション(1712)、3位はエス・バイ・エル(1919)。一方、値下がり率トップはC&IHOLDINGS(9609)、2位は大末建設(1814)、3位は乃村工藝社(9716)。