
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
12月10日 08時28分
本日の相場見通し/SQ値付近で、膠着する展開を想定
9日の米国株式市場では、NYダウ小反落し、前日比2.42ドル安の11370.06ドル、ナスダック総合指数は7日続伸し、同7.51ポイント高の2616.67ポイントで取引を終えた。来年の業績予想が市場予想の範囲内にとどまったデュポンなどが下落し、ダウを押し下げた。一方、週間の新規失業保険申請件数が前週比1万7000人減の42万1000人と、市場予想の42万3000人よりも、やや少なかった。これが相場のサポート要因となった。また、ブラックロックのフィンクCEOが前日、銀行セクターについて楽観的な見通しを示したことが買い材料視され、銀行セクターが買われた。
NY円相場は4日ぶりに反発し、前日比30銭円高・ドル安の1ドル=83円70~80銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日ぶりに反発し、前日比60銭円高・ユーロ安の1ユーロ=110円80~90銭で取引を終えた。フィッチ・レーティングスがアイルランド格付けを3段階引き下げたことがユーロ売り材料になった。
NY原油先物相場は3日ぶりに反発した。WTI期近の1月物は前日比0.09ドル高の1バレル88.37ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反発。2月物は前日比9.6ドル高の1トロイオンス1392.8ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)は10225円大証終値比25円安だった。
本日に関しては、SQを波乱なく通過後は、手掛かり材料もない週末でもあり、日経平均はSQ値付近で、膠着する展開を想定する。想定レンジは10200円~10400円程度。昨日の東証一部の騰落レシオ(25日平均)が163.47%になるなど、過熱感はある。しかし、外部環境が良好なため、下値では売り方の買戻しと、出遅れた投資家の押し目買いが入ることが予想される。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)