
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
11月18日 08時28分
本日の相場見通し/日経平均は9800円アラウンドのもみあいを想定
17日の米国株式市場では、NYダウは小幅に続落し、前日比15.62ドル安の11007.88ドル、ナスダック総合指数は5日ぶりに小反発し、同6.17ポイント高の2476.01ポイントで取引を終えました。
10月の米住宅着工件数は年換算51万9000戸と、前月の改定値に比べて11.7%減少、2009年4月以来1年半ぶりの低水準にとどまり、市場予想の約60万戸を大幅に下回りました。10月の消費者物価指数(CPI)は、食品とエネルギーを除くコア指数が前年同月比で0.6%上昇し、統計上比較可能な1957年以降で最低の伸びでした。これらが嫌気されました。
NY円相場は6日ぶりに反発し、前日比05銭円高・ドル安の1ドル=83円15~25銭で取引を終えました。円は対ユーロで4日ぶりに反落し、前日比15銭円安・ユーロ高の1ユーロ=112円45~55銭で取引を終えました。
NY原油先物相場は大幅に4日続落です。WTI期近の12月物は前日比1.90ドル安の1バレル80.44ドルで取引を終えました。NY金先物相場は小幅続落です。12月物は前日比1.5ドル安の1トロイオンス1336.9ドルで取引を終えました。
シカゴ日経平均先物(円建て)は9820円大証終値比10円安でした。
米株に方向感がなく、円安も一服しています。欧州では、アイルランドの財政不安は燻り続けています。また、中国では、温家宝首相が、生活必需品の値上がりなどを背景に価格統制を視野に入れたインフレ抑制策を進める方針を打ち出したことに加え、追加の金融引き締めを実施するとの思惑も根強く囁かれています。
このように不透明要因も多数あるため、本日の日経平均は9800円アラウンドのもみあいを想定します。昨日に引続き、商品、資源関連が売られ、相場の足を引っ張ることになるとみます。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)