
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
11月17日 15時26分
相場概況(主力株)/17日の日経平均は前日比14.56円高の9811.66円
17日の日経平均は前日比14.56円高の9811.66円、高値は14時52分の9817.37円、安値は始値の9693.21円。東証一部の売買代金は1兆826億円、値上がり銘柄数は872銘柄、値下がり銘柄数は581銘柄、変わらずは199銘柄。日経平均は小幅反発。
16日のNYダウは大幅反落、前日比178.47ドル安の11023.50ドルで取引を終えた。ドル高や中国の金融引き締め懸念を背景に商品相場が下落し、資源関連株が売られ、相場の足を引っ張った。アイルランドの財政悪化がユーロ圏の他の国にも波及するとの懸念が強まったことも嫌気材料になった。恐怖指数(VIX指数)は急伸し、前日比2.38ポイント(11.78%)上昇し、22.58と10月4日以来、約1カ月半ぶりの水準に上昇した。
NY円相場は5日続落し、前日比20銭円安・ドル高の1ドル=83円20~30銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日続伸し、前日比55銭円高・ユーロ安の1ユーロ=112円30~40銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は大幅に3日続落。WTI期近の12月物は前日比2.52ドル安の1バレル82.34ドルで取引を終えた。NY金先物相場は急反落。12月物は前日比30.1ドル安の1トロイオンス1338.4ドルで取引を終えた。
前場の日経平均は軟調なもみあい。米国のQE2決定以前のマネーの流れ(ドルで資金を調達して新興国の金融資産や商品に投資する)の逆流が起こっていることを反映した。だが、1ドル=83円台の円安がサポート要因として意識された。外国人投資家の主力株への買戻し、押し目買いが観測されていたもよう。
後場に入り、メガバンクに買いが入ったことに加え、自動車など主力の輸出関連株も堅調で、日経平均はプラス転換した。また、TOPIXのコア銘柄を中心に大量に買っている主体がいるのではないかとの、憶測も市場の一部で流れていたもよう。
東証33業種では、ゴム製品、銀行、水産・農林、輸送用機器、その他製品、小売、電気・ガス、食料品、繊維製品などが値上がりした。一方、非鉄金属、サービス、空運、鉄鋼、卸売、不動産、その他金融、機械、石油・石炭製品などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはC&IHOLDINGS(9609)、2位はモリテックス(7714)、3位はNISグループ(8571)。一方、値下がり率トップはETFS大豆上場投資(1697)、2位はETFS穀物商品指数(1688)、3位はランド(8918)。