
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
11月11日 08時40分
本日の相場見通し/日経平均の想定レンジは9700円~9900円程度
10日の米国株式市場では、NYダウは3日ぶりに反発、前日比10.29ドル高の11357.04ドル、ナスダック総合指数は反発し、同15.80ポイント高の2578.78ポイントで取引を終えました。6日までの新規失業保険申請件数は43万5000件と、前週の改定値比2万4000件減でした。7000件程度の減少を見込んでいた市場予想から、大幅に改善しました。これが好感されました。また、FRBが国債購入の日程を発表したことも、改めて好感材料になりました。
NY円相場は続落し、前日比55銭円安・ドル高の1ドル=82円20~30銭で取引を終えました。一時は82円80銭まで下落しました。米長期金利の上昇基調がドル買い材料でした。円は対ユーロで4日ぶりに反落し、前日比85銭円安・ユーロ高の1ユーロ=113円35~45銭で取引を終えました。
NY原油先物相場は反発です。WTI期近の12月物は前日比1.09ドル高の1バレル87.81ドルで取引を終えました。一時は88.06ドルまで上昇し、08年10月9日以来、約2年1カ月ぶりの高値を付けました。NY金先物相場は5日ぶりに反落です。12月物は前日比10.8ドル安の1トロイオンス1399.3ドルで取引を終えました。
シカゴ日経平均先物(円建て)は9865円大証終値比55円高でした。
G20サミットが11~12日、韓国で開かれます。経常収支の数値基準導入等、通貨安競争に歯止めを掛ける具体的合意形成があるかどうかが注目です。また、中国では本日、10月の消費者物価指数(CPI)、工業生産高等を発表します。その中国は、昨日、市中銀行に対する預金準備率を0.5%引き上げると発表しました。10月に続き、2カ月連続の引き上げです。
米株堅調、円高一服は買い材料です。しかし、G20での議論の行方、中国のマクロ指標等、見極めるべき材料も少なくないため、上値を積極的に追うことも難しいでしょう。ただし、需給的には買い方が圧倒的に有利な状況です。日経平均の想定レンジは9700円~9900円程度です。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)