
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
10月20日 08時34分
本日の相場見通し/上値は重いが、対ドルでの円高一服が下支え要因
19日の米国株式市場では、NYダウは大幅に反落し、前日比165.07ドル安の10978.62ドル、ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落、同43.71ポイント安の2436.95ポイントで取引を終えました。中国人民銀行(中央銀行)が、金融機関の貸し出しと預金の基準金利(期間1年)をそれぞれ0.25%引き上げると発表したことで、中国の成長鈍化懸念が強まり、株が売られました。
NY円相場は反落し、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=81円55~65銭で取引を終えました。円は対ユーロで大幅に3日続伸し、前日比1円25銭円高・ユーロ安の1ユーロ=111円95銭~112円05銭で取引を終えました。一時111円81銭と、9月21日以来約1カ月ぶりの円の高値を付けました。
NY原油先物相場は反落です。WTI期近の11月物は前日比3.59ドル安の1バレル79.49ドルで取引を終えました。NY金先物相場は急反落です。12月物は前日比36.1ドル安の1トロイオンス1336ドルで取引を終えました。
シカゴ日経平均先物(円建て)は9480円大証終値比50円安でした。
中国の利上げが中国経済のみならず、世界経済・景気を冷やすとの見方が強まり、その結果、米株だけでなく、資源国・新興国通貨、商品などの高リスク資産を売って、米ドルや米国債などを買い戻す動きが活発になっています。この影響で、日経平均も上値は重いでしょうが、対ドルでの円高一服が下支え要因になるでしょう。想定レンジは9400円~9600円程度です。資源、中国関連への売り圧力は強まる見通しです。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)