
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
10月07日 11時15分
前場概況(主力株)/7日前場の日経平均は前日比11.33円高の9702.76円
7日前場の日経平均は前日比11.33円高の9702.76円、高値は10時23分の9716.92円、安値は9時3分の9654.63円。東証一部の売買代金は6783億円、値上がり銘柄数は1031銘柄、値下がり銘柄数は434銘柄、変わらずは186銘柄。日経平均は小幅に3日続伸。
6日のNYダウは続伸し、前日比22.93ドル高の10967.65ドル、一方、ナスダック総合指数は反落し、同19.17ポイント安の2380.66ポイントで取引を終えた。ADPが発表した9月の全米雇用リポートでは、非農業部門の雇用者数(政府部門は除く)が前月比で3万9000人減少と、2万人程度の増加を見込んでいた市場予想を下回った。これは嫌気された。また、データセンター大手エクイニクスが前日夕に売上高予想を下方修正したことをきっかけに、IT関連銘柄が売られた。
NY円相場は続伸し、前日比35銭円高・ドル安の1ドル=82円85~95銭で取引を終えた。一時82円75銭と、政府・日銀が9月15日に円売り介入に踏み切る直前の高値を突破し、1995年5月末以来ほぼ15年4カ月ぶりの高値を付けた。円は対ユーロで小幅に続落し、前日比45銭円安・ユーロ高の1ユーロ=115円55~65銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は続伸。WTI期近の11月物は前日比0.41ドル高の1バレル83.23ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸。12月物は前日比7.4ドル高の1トロイオンス1347.7ドルで取引を終えた。一時1351.0ドルを付け、過去最高値を連日で更新した。
NYダウは上昇も、ナスダックは軟調で、円高も進行している。このため輸出関連、特に、ハイテク株の上値が重く、これが日経平均の上値抑制要因になった。一方、日銀による金融緩和効果が期待できる金融、不動産などの内需の主力株や、商品市況堅調を享受できる商社、非鉄、海運などの関連銘柄群には資金が流入した。その結果、前場の日経平均は高値圏で堅調に推移した。
東証33業種では、証券、商品先物、その他金融、海運、銀行、不動産、小売、建設、鉱業、陸運、石油・石炭製品、倉庫・運輸などが値上がりした。一方、空運、ゴム製品、その他製品、ガラス・土石、水産・農林、金属製品、電気機器などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは山水電気(6793)、2位はチャイナボーチー(1412)、3位はインプレスホールディングス(9479)。一方、値下がり率トップはシルバー精工(6453)、2位は肥後銀行(8394)、3位はNISグループ(8571)。