
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
10月07日 08時21分
本日の相場見通し/物色意欲が強い状況は続き、物色の2極化も鮮明に
6日の米国株式市場では、NYダウは続伸し、前日比22.93ドル高の10967.65ドル、一方、ナスダック総合指数は反落し、同19.17ポイント安の2380.66ポイントで取引を終えました。
ADPが発表した9月の全米雇用リポートでは、非農業部門の雇用者数(政府部門は除く)が前月比で3万9000人減少と、2万人程度の増加を見込んでいた市場予想を下回りました。これは嫌気されました。また、データセンター大手エクイニクスが前日夕に売上高予想を下方修正したことをきっかけに、IT関連銘柄が売られました。
NY円相場は続伸し、前日比35銭円高・ドル安の1ドル=82円85~95銭で取引を終えました。一時82円75銭と、政府・日銀が9月15日に円売り介入に踏み切る直前の高値を突破し、1995年5月末以来ほぼ15年4カ月ぶりの高値を付けました。円は対ユーロで小幅に続落し、前日比45銭円安・ユーロ高の1ユーロ=115円55~65銭で取引を終えました。
NY原油先物相場は続伸です。WTI期近の11月物は前日比0.41ドル高の1バレル83.23ドルで取引を終えました。NY金先物相場は続伸です。12月物は前日比7.4ドル高の1トロイオンス1347.7ドルで取引を終えました。一時1351.0ドルを付け、過去最高値を連日で更新しました。
シカゴ日経平均先物(円建て)は9670円大証終値比30円安でした。
ダウは上昇もナスダックは軟調で、円高も進行しています。このため輸出関連、特に、ハイテク株の上値が重く、これが日経平均の上値抑制要因になるでしょう。一方、日銀による金融緩和効果が期待できる金融、不動産などの内需の主力株や、商品市況堅調を享受できる商社、非鉄、海運などの関連銘柄群には資金流入が期待できそうです。この結果、日経平均の想定レンジは9500円~9800円程度です。また、物色意欲は強い状況は続き、物色の2極化も鮮明になるとみています。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)