
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
09月24日 07時45分
本日の相場見通し/主力の輸出関連が売られ、日経平均は軟調な展開
23日の米国株式市場ではNYダウは続落し、前日比76.89ドル安の10662.42ドル、ナスダック総合指数は3日続落し、同7.47ポイント安の2327.08ポイントで取引を終えました。
8月の米中古住宅販売件数が前月比7.6%増の413万戸(年換算)と市場予想の410万戸を上回ったことは好感されました。しかし、9月のユーロ圏の製造業とサービス業の購買担当者景気指数(PMI、速報値)が前月比2.4ポイント低下の53.8と、市場予想の55.9を下回ったことが嫌気されたことに加え、これまでの相場上昇の反動で、米株は利益確定売りに押されました。
NY円相場は4日続伸し、前日比15銭円高・ドル安の1ドル=84円30~40銭で取引を終えました。円は一時84円26銭まで上昇し、円売り介入を実施した15日以来、1週間ぶりの高値を付けました。円は対ユーロで3日ぶりに反発し、前日比95銭円高・ユーロ安の1ユーロ=112円30~40銭で取引を終えました。
NY原油先物相場は反発です。WTI期近の11月物は前日比0.47ドル高の1バレル75.18ドルで取引を終えました。NY金先物相場は続伸です。12月物は前日比4.2ドル高の1トロイオンス1296.3ドルで取引を終えました。
シカゴ日経平均先物(円建て)は9365円、22日の大証終値比155円安でした。
23日のNY債券市場では長期債相場は5日続伸です。10年物国債利回りは前日比0.01%低下の2.55%で取引を終えました。一時は2.48%と、8月31日以来ほぼ3週間ぶりの低水準を付けました。18日までの1週間の米新規失業保険申請件数は季節調整済みで46万5000件と、前週の改定値に比べ1万2000件増加でした。3000件程度の増加を見込んでいた市場予想を上回る悪化だったことが、債券相場上昇に寄与しました。
この米長期金利低下が続く限り、為替相場のドル安・円高は継続する見通しです。このため、本日の日経平均も軟調な展開を余儀なくされるでしょう。想定レンジは9300円~9600円程度です。円高・米株安が嫌気され、主力の輸出関連中心に売られるでしょう。週末でもあり、積極的な売買は見送られ、閑散相場になるとみています。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)