
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
09月10日 15時12分
相場概況(主力株)/10日の日経平均は前日比140.78円高の9239.17円
10日の日経平均は前日比140.78円高の9239.17円、高値は10時54分の9291.50円、
安値は始値の9132.25円。東証一部の売買代金は1兆6661億円、値上がり銘柄数は
1097柄、値下がり銘柄数は435銘柄、変わらずは136銘柄。日経平均は大幅続伸。
9日のNYダウは小幅続伸し、前日比28.23ドル高の10415.24ドルで取引を終えた。
週間の新規失業保険申請件数が市場予想以上に減ったことや、7月の米貿易赤字
も予想を超えて大幅に縮小したことなどが好感された。
NY円相場は小幅上昇し、前日比05銭円高・ドル安の1ドル=83円75~85銭で取
引を終えた。円は対ユーロで反発し、前日比40銭円高・ユーロ安の1ユーロ=
106円35~45銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は反落。WTI期近の10月物は前日比0.42ドル安の1バレル74.
25ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続落。12月物は前日比6.6ドル安の1ト
ロイオンス1250.9ドルで取引を終えた。
日経225のSQ値は9150.32円。推定金額は、225型:148億円買い超(3457億円売
り、3605億円買い)、TOPIX型:269億円買い超(1828億円売り、2097億円買い)。
推定出来高は、225型:3.20億株、3457億円、TOPIX型:3.01億株、1828億円、合
計:6.21億株、5285億円とみられる。
4~6月期の国内総生産(GDP)改定値は、実質で前期比0.4%増。年率換算で
は1.5%増で、速報段階の年率0.4%増から大幅に上方修正された。ただし、GD
Pの伸びは1~3月期の5.0%から縮小した。
前場の東京株式市場は、SQ値確定後は、そのSQ値を上回って推移したことで、
好需給が継続した。円高が一服し、1ドル=84円台に入ったことが買い材料にな
った。また、14日の民主党代表選を控え、ポジション調整の先物の買い戻しも、
断続的に入ったと観測されている。
政府は、追加経済対策を閣議決定した。約9200億円を投じて、既卒者の就職支援
や家電エコポイント制度の延長などを実施する。事業規模は約9.8兆円に上り、約
20万人の雇用創出やGDPを約0.3%分押し上げる効果を見込んでいる。
後場に入っても、日経平均は堅調なもみあいを続けた。9月の中間期末接近に伴
う配当取りの買いが入ったことや、SQ値を上回り続けたことが需給面でプラス
に作用した。しかし、11日発表の中国の8月の消費者物価指数(CPI)など経
済指標を見極めたいとのムードも強かった。また、円相場が午前中より、若干円
高に振れたことは上値抑制要因になった。
東証33業種では、電気機器、石油・石炭製品、小売、海運、化学、食料品、その
他製品、機械、精密機械、鉱業、繊維製品、保険、情報・通信などが値上がりし
た。一方、その他金融、電気・ガス、ゴム製品、銀行、陸運、証券、商品先物の
6業種が値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはアーク
(7873)、2位はシルバー精工(6453)、3位はきもと(7908)。一方、値下が
り率トップはC&IHOLDINGS(9609)、2位は乃村工藝社(9716)、3
位は福田組(1899)。