
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
07月23日 07時52分
本日の相場見通し/米株上昇を素直に好感も、買い一巡後はもみあい
22日の米国株式市場は大幅反発し、NYダウは前日比201.77ドル高の10322.30ドル、ナスダック総合指数は同58.56ポイント高の2245.89ポイントで取引を終えました。
キャタピラー、スリーエム、UPSが市場予想を上回る4-6月期決算を発表したことで、主力企業の好業績期待が高まりました。また、6月の米中古住宅販売件数は前月比5.1減と、前月比マイナスは2カ月連続で、減少幅は今年1月以来の大きさでしたが、予想の8.1%減ほど減らなかったことが好材料視されました。そして、コンファレンス・ボードが発表した6月の景気先行総合指数も前月比0.2%低下と予想の0.3%低下よりも小幅な落ち込みにとどまったことも買い安心材料になったようです。
NY円相場は小幅続伸し、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=86円90銭~87円00銭で取引を終えました。円は対ユーロで大幅に反落し、前日比1円05銭円安・ユーロ高の1ユーロ=112円05~15銭で取引を終えました。
7月のユーロ圏の製造業とサービス業の購買担当者景気指数(PMI、速報値)は56.7と、前月比で0.7ポイント上昇しました。市場予想は0.8ポイント低下の55.2で、想定外の改善となりました。これがユーロ買い材料になりました。
なお、欧州のストレステストの結果は当初の予定通り23日夕に公表するということです。日本時間では24日の午前1時です。よって、テストの結果は23日の欧州市場ではほぼ織り込めません。米東部時間では23日正午にあたるため、米国市場がこの結果を初めて織り込むことになる見通しです。
NY原油先物相場は大幅反発です。WTI期近の9月物は、前日比2.74ドル高の1バレル79.30ドルで取引を終えました。NY金先物相場は3日続伸です。8月物は、前日比3.8ドル高の1トロイオンス1195.6ドルで取引を終えました。
シカゴ日経平均先物(円建て)は9345円大証終値比145円高でした。
米株上昇を素直に好感し、寄り付き段階から買いが先行する見通しです。しかし、ストレステスト発表を控えた週末でもあり、買い一巡後は、様子見気分が強まることになるとみています。日経平均の想定レンジは9200円~9500円程度です。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)