
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
07月21日 08時07分
本日の相場見通し/ハイテク株堅調も、日経平均の上値は重い
20日の米国株式市場は続伸し、NYダウは前日比75.53ドル高の10229.96ドル、ナスダック総合指数は、同24.26ポイント高の2222.49ポイントで取引を終えました。
ゴールドマン・サックスやIBMなどの10年4-6月期決算が嫌気され売りが先行しました。しかし、原油先物など国際商品相場が上昇し、素材・エネルギー関連株が相場を押し上げました。
また、バーナンキFRB議長が21~22日に予定している議会証言で、追加的な金融緩和などに言及するとの期待も高まったようです。
6月の米住宅着工件数は、前月改定値比5.0%減です。2カ月連続の減少で市場予測の平均も下回りました。しかし、着工に半年先行する着工許可件数は前月比2.1%増で3カ月ぶりに増加しました。
NY円相場は続落し、前日比80銭円安・ドル高の1ドル=87円45~55銭で取引を終えました。円は対ユーロで続落し、前日比50銭円安・ユーロ高の1ユーロ=112円65~75銭で取引を終えました。
20日のNY原油先物相場は続伸です。WTI期近の8月物は、前日比0.90ドル高の1バレル77.44ドルで取引を終えました。NY金先物相場は3日ぶりに反発です。8月物は、前日比9.8ドル高の1トロイオンス1191.7ドルで取引を終えました。
シカゴ日経平均先物(円建て)は9380円大証終値比80円高でした。
20日の大引け後に発表した10年4-6月期決算が大幅な増収増益となり、市場予想を上回ったため、アップルが時間外取引で上げ幅を拡大しています。また、6月の北米地域の半導体製造装置のBBレシオは1.19倍と、5月の1.13倍(速報値の1.12倍から上方修正)から上昇しました。上昇は3カ月ぶりのことです。
ハイテク株に好材料が出たことで、本日は日本のIT関連も多少は買われるかもしれません。しかし、円高基調は続いています。日経平均は積極的に上値を追える状況ではないとみます。また、市場参加者が激減しています。閑散相場は継続するでしょう。想定レンジは9200円~9500円程度です。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)