
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
06月30日 15時22分
相場概況(主力株)/30日の日経平均は前日比188.03円安の9382.64円
30日の日経平均は前日比188.03円安の9382.64円、高値は13時12分の9420.14円、安値は10時23分の9347.07円。東証一部の売買代金は1兆3363億円、値上がり銘柄数は274銘柄、値下がり銘柄数は1334銘柄、変わらずは67銘柄。日経平均は大幅に4日続落。
29日のNYダウは大幅に4日続落し、前日比268.22ドル安の9870.30ドルで取引を終えた。コンファレンス・ボードが28日夜に中国の4月の景気先行指標総合指数を下方修正した。同じくコンファレンス・ボードが29日発表した6月の米消費者信頼感指数は52.9と、前月改定値の62.7から9.8ポイント低下し、市場予測平均も下回った。これらが嫌気された。
NY円相場は反発。前日比75銭円高・ドル安の1ドル=88円55~65銭で取引を終えた。米長期債利回りが低下したことが、ドル売り材料。円は対ユーロで大幅に8日続伸。前日比1円70銭円高・ユーロ安の1ユーロ=107円95銭~108円05銭で取引を終えた。ECBが昨年実施した1年物の資金供給オペが週内に満期となる。金融機関の資金調達条件が悪くなるとの懸念で、ユーロが売られた。
NY原油先物相場は大幅に続落。WTI期近の8月物は前日比2.31ドル安の1バレル75.94ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発。8月物は前日比3.8ドル高の1トロイオンス1242.4ドルで取引を終えた。
米株下落、円高を受け、前場の日経平均は急落スタートになった。5月27日の9395.29円、6月9日の9378.23円を意識した押し目買いや、売り方の買戻しは入った。しかし、円高基調は続いていることに加え、上海株も軟調のため、下げ幅を急速に縮める動きにはならなかった。
後場に入り、CMEグローベックス市場で、米株価指数先物が堅調推移したことや、円相場が比較的落ち着いた動きになったことで、日経平均は下げ渋った。しかし、リバウンド力は弱かった。
東証33業種では、鉱業、石油・石炭製品の2業種が値上がりした。一方、パルプ・紙、ガラス・土石、ゴム製品、倉庫・運輸、繊維製品、化学、鉄鋼、証券、商品先物、非鉄金属、機械、卸売、電気機器、不動産などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはサカイオーベックス(3408)、2位はアルテック(9972)、3位はイオンディライト(9787)。一方、値下がり率トップはディー・エヌ・エー(2432)、2位は大和システム(8939)、3位はサクラダ(5917)。