
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
06月21日 08時24分
本日の相場見通し/建機など中国関連銘柄に注目が集まりそうだが、影響は限定的
18日の米国株式市場ではNYダウは小幅に4日続伸し、前日比16.47ドル高の10450.64ドル、ナスダック総合指数は7日続伸で、同2.64ポイント高の2309.80ポイントで取引を終えました。
建機販売が増加に転じたことでキャタピラーが買われたことや、金先物の最高値更新で鉱山株の一角が買われたことが相場の押し上げ要因になりました。EUがストレステスト結果を7月に公表すると決定したことも好感されました。
NY円相場は続伸し、前日比30銭円高・ドル安の1ドル=90円65~75銭で取引を終えました。円は対ユーロで反発し、前日比35銭円高・ユーロ安の1ユーロ=112円35~45銭で取引を終えました。
NY原油先物相場は反発です。WTI期近の7月物は前日比0.39ドル高の1バレル77.18ドルで取引を終えました。NY金先物相場は続伸し、8月物は前日比9.6ドル高の1トロイオンス1258.3ドルで取引を終えました。
シカゴ日経平均先物(円建て)は9995円大証終値比5円安でした。
ところで、中国人民銀行(中央銀行)は19日、「人民元の弾力性を高める」との声明を発表しました。事実上の人民元切り上げ宣言でしょう。なお、人民元は、08年夏以降の世界的な金融危機で、05年7月に採用した管理変動相場制をいったん事実上凍結していました。
これ受け、本日の東京市場では、建機など中国関連銘柄に注目が集まりそうです。しかし、人民銀行は大幅な切り上げはしないと強調しているため、相場全体への影響は限定的でしょう。日経平均の想定レンジは9900円~10200円程度です。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)