
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
04月27日 08時19分
本日の相場見通し/膠着相場、手控え材料豊富すぎ
26日の米国株式市場では、NYダウは6日続伸、前週末比0.75ドル高の11205.03ドル、一方、ナスダック総合指数は5日ぶりに反落し、同7.20ポイント安の2522.95ポイントで取引を終えました。
好決算を発表したキャタピラーがダウを支えました。一方、米財務省が26日、資本注入の際に取得したシティグループの普通株式77億株のうち、まず15億株まで市場売却すると発表したことや、米金融制度改革法案に、想定よりも厳しいデリバティブ規制が盛り込まれると報じられ、金融株が売られました。
NY円相場は前週末比横ばい、1ドル=93円90銭~94円ちょうどで取引を終えました。円は対ユーロでも横ばいで、前週末と同じ1ユーロ=125円70~80銭で取引を終えました。
NY原油先物相場は3日ぶりに反落です。WTI期近の6月物は、前週末比0.92ドル安の1バレル84.20ドルで取引を終えました。NY金先物相場は続伸です。6月物は、前週末比0.3ドル高の1トロイオンス1154.0ドルで取引を終えました。
シカゴ日経平均先物(円建て)は11175円大証終値比15円高でした。
なお、オバマ米大統領は26日、上院が金融改革法案の審議入りを否決したことに「大いに失望している」と述べた、と報じられました。審議入り否決で、民主・共和両党は修正に向けた交渉を再開することになるようです。
米株・円相場に方向感がありません。国内に相場を動かす材料が見当たりません。大型連休を控えています。また、26日の欧米のCDS市場では、ギリシャ政府が発行する国債のデフォルトを保証するプレミアムがギリシャ危機後の最大水準を更新したようです。27~28日のFOMCや、30日の1-3月期の米GDP速報値発表も控えています。
このため、本日の東京株式市場は膠着するでしょう。日経平均の想定レンジは11000円~11300円程度です。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)