こんばんは、三空です。昨日、今後の為替予測を書いたのですが、本日早速与謝野経財相が来週の8/2までは介入は無いような発言をしたため、再び円高に動いています。

今晩は、米議会の下院でベイナー議長が修正した法案を採決する見込みですが上院はこれを否決する見込みです。オバマ大統領も拒否権発動をチラつかせています。下院は共和党が過半数を占めていますが、上院は民主党が多数です。　上院と下院が可決した法案が異なった場合、両院で協議するとのことですが、今日も含め後5日でうまくまとまるのでしょうか…。

来月2日まで介入が無く、与野党の合意もない場合、円高ドル安に更に進み、クラッシュの可能性が出てきます。現状でロングポジションを持っている投資家は多く、彼らを一気に損切りさせるには又朝型のメンテ時間を狙ったクラッシュが考えられます。来週明けの月曜の朝。そして8/2の朝も警戒が必要です。来週月曜がレバレッジ25倍規制の初日になり、急激な落下があった場合強制LCに合わないよう、今日明日のうちにポジション調整が必要と考えています。

もし75円を割るようなクラッシュがあるとすれば、3月の安値である76.3を割れる所。現在のドル円が77.6なので、今日明日の2日で後130pip円高に進み、金曜引け(月曜朝6時)が76円台の安値付近で終わるようなことがあれば、月曜の朝は一層の注意を払う必要があります。