こんにちは、三空です。昨晩は夜20時よりギリシャで財政緊縮案の採決が行われました。パパンドレウ首相率いる与党は全議席300のうち、155議席であり、若干でも造反が出たら否決されてしまう危うい採決でした。もし否決されてしまうとギリシャデフォルト、ユーロ圏から脱退などなど、今後のギリシャに多大な影響を与えることになりそうで、どうなるかハラハラしながら推移を見守っていました。

しょっぱなから与党議員が否決票を入れ、ユーロドルが大幅下落。2分で1.4410から1.4331まで90pip程急落し、これは否決か！？という流れになったのですが、結局与党で造反したのはこの一票のみ。終わってみれば賛成155と与党の議席ピッタリでギリシャの財政緊縮案は可決されました。

90pip下げた後ユーロドルは一瞬で大きく戻しましたが、可決の報道がでて材料出尽くしのためか再度売られる展開に。ただし1.4331は割れることなく、明け方に高値更新し、東京市場に入って1.4517まで買われています。ほんとユーロドルは気難しい通貨ペアですね。