「なぜ動議の際、反対の手が多いのに賛成多数になるのだ！」との問いにも、「大株主2名の委任状を預かっており、その株数は今日ご出席の株主様の総数より多いものとなっております。」等、今日の株主総会の意味があるのかないのか分からなくなるような発言もありました。

更に株主から「株価は1/7になり、無配となってしまいました。株主にとって希望となるような話をして下さい」と問われた時は、「申し訳ないのですが、見える希望は御座いません」と返すなど今後の東電株の行く末はまったくわからないようです。

原発をどうするかは、政府と国民全体を含めた日本全体が今後の方針を考えるべきことであり、勝俣会長と一部の人たちが決める事ではないと考えています。菅総理は小泉元首相の郵政解散をなぞって脱原発解散を画策していると報じられていますが、再び政治の劇場化と一発逆転を狙う民主党の呼び水に国民は乗ることになるのかどうか。今後の展開から目を離せません。

賠償金がいくらになるのか、いつになるのか、そのお金はいくらになるのかその辺りは全く不明のままです。とりあえず東電株を持ち続けるのは恐い。が率直な感想でした。