auカブコム証券 新ツール「kabuステーション」 - 三空インプレッション - とれまがファイナンス

こんにちは三空です。先日（2010年12月20日）auカブコム証券さんから、新しいトレードツール「kabuステーション」が公開されましたが、皆さんはご存知でしたか？実際にインストールして触ってみたので、少しご紹介したいと思います。

まず思ったのは、kabuステーションは自社開発というのが良いですね。三菱UFJフィナンシャル・グループのauカブコム証券が直接開発してるのは安心できますし、東証アローヘッドと2011年2月からの大証J-GATEに直結完全対応というのも魅力的だと思います。直結で板乗り等が高速化されれば、証券ディーラーとの差もほとんど無くなって、個人投資家にとって本当に良い環境になるんじゃないでしょうか。

実際にツールを使ってみた感想ですが、インストールが早いと感じました。インストーラーはログイン後のマイページからダウンロードできますが、インストーラーの容量が580KBしかないんです。インストール中にデータをダウンロードしながらインストールする方式みたいで、全くストレスを感じないでインストールできました。

kabuステーションを起動すると、口座番号とログインパスワードの入力画面が出るので、ウェブサイトと同じように入力するだけで起動が完了します。初回の起動時はメニューバーがあるだけで、各ウィンドウが何も無いのはちょっと不親切かな？と思いましたが、レイアウトサンプルが用意されているので問題はありませんね。全く何も無い状態から自分好みのレイアウトを作るより、サンプルを利用して好みにカスタマイズした方が楽だと思います。

色々と触ってみて、個人的にこのkabuステーションで注目したいと思ったのは、ランキングの「TICK回数」です。これは市場で取引されて株価が変動した回数なんですが、他のツールでは私は見たことがないです。このTICK回数ランキングは、盛り上がってる小型株を探すのに最適だと思います。

利用料金が無料になる条件もかなりハードルが低いですし、凄く良くできてるツールだと思います。インストール画面が英語だったり、全部が完璧！ってわけではないですけど、TICK回数ランキングみたいな新たな項目も入ってるし、今後のバージョンアップでドンドン使いやすくなるのに期待したいです。