21日の米国株式市場でNYダウは小幅続伸。前日比12.78ドル高の11430.21ドル、ナスダック総合指数は小幅反落し、終値は8.70ポイント安の2380.38ポイントで取引を終えた。原油先物相場が一時1バレル122ドル台に上昇したことや、シティグループがゴールドマン・サックス、リーマン・ブラザーズ、モルガン・スタンレーの3社の第3四半期の業績見通しを引き下げたことが相場の上値を圧迫した。
NY原油先物相場は大幅に上昇した。WTI期近の10月物は前日比5.62ドル高の1バレル121.18ドルで終えた。一時122.04ドルまで上昇した。グルジア情勢に加え、米国とポーランドが米ミサイル防衛(MD)施設の配備に関する合意文書に調印したことで、米露関係が悪化し供給不安が強まった。NY円相場は大幅反発。前日比1円45銭円高・ドル安の1ドル=108円35-45銭で取引を終えた。シカゴ日経平均先物は12785円大証終値比35円高だった。
原油価格上昇と円高を嫌気した売りが出る一方、売り方の買戻しや押し目買いが入り、本日の日経平均は軟調なもみあいとなる見通し。想定レンジは12500円~13000円程度。ただし、売り買い材料に乏しい上、米金融システムの行方、経済対策の規模・内容など見極めるべき材料が多く、投資家は様子見姿勢を崩すとは思えない。このため薄商いが継続する公算が大きい。原油高で資源株の一角は物色されるだろうが、全般的には物色難の状態で、今週の取引は終わるとみている。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)
08月22日 07時59分
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