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カブ知恵速報 藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

03月12日 14時57分

来週の相場見通し/中国利上げなら窓埋め、なければ、昨年来高値トライ

来週は、16日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、16日~17日に日銀の政策決定会合が予定されています。FOMCでは、FRBは金融危機に対応した資金供給策などを終えつつありますが、事実上のゼロ金利政策は継続する見通しです。政策決定会合では、年0.1%の固定金利で金融市場に資金を供給する「新型オペ」の供給額を現行の10兆円程度から20兆円程度に引き上げることが議論されるとみられています。

日銀の追加策に関しては、4月1日発表の短観の内容を見極めるべきとの声もあるようで、4月6~7日の会合以降に具体策を詰める可能性もあるようです。しかし、日銀が追加策を検討する構えをみせているため、仮に、17日に具体策が決まらなくても、株式市場の下値を売り叩き難い状況は継続する見通しです。

なお、日銀の追加策以外に、国内要因で株価を大きく上下させる材料は見当たりません。このため、来週の東京株式市場は、欧米株式相場、中国株式相場、円相場などの外部環境の影響を大きく受ける見通しです。主体性・自律性の乏しい相場が継続するでしょう。

中国に関しては、全人代終了後に、預金準備率の引き上げにとどまらず、政策金利を引き上げるのではないかとの観測が囁かれています。仮に、利上げが実施された場合、中国発の世界的なショック安になる可能性はあるとみています。しかし、それは短期的な動きにとどまるでしょう。このため、そのような事態が生じたら、そこは絶好の買い場になると考えています。

日経平均の想定レンジは10376.41円(5日と8日とで空けた窓の下限)~10982.10円(1月15日高値)です。中国の利上げがなければ上へ、利上げがあったら下へ(「窓埋め」)を想定しています。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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